開業にかかるお金の見積

開業するにあたってどの程度必要なのかを考えている。


前提として、税理士は原材料の仕入れ等は不要で、更に言うと事務所を借りるのでなければ地代家賃や水光熱費も不要。


更にウミガメは一人税理士としてやっていくつもりだ。


だからかかるお金と言えば、ソフト代、本代、交通費、パソコン代、各種会費や保険料あたりなので、基本そんなにはかからないはず。


パソコン:これは目星等はまだつけていないが約15~20万程度。


プリンター:これも目星等はつけていないが約5~10万程度。


HP作成料:これは知人と話をしていてどの程度内容を充実させるかによるが30~60万程度。ただ少し調べたら小規模事業者補助金やIT導入補助金が使える可能性がある。


机等の備品:既にあるものを使うつもりのためほぼ0.


ソフト代:これが難しい。結論から言うと会計は弥生(+MF?)、それ以外は達人を使用しようと思っていて、この場合初期投資(というか毎年の使用料)が約40万。


現在ウミガメの所属している事務所ではエプソンのR4を使用している。


当然独立後も使い慣れているソフトを使うに越したことはないものの、R4は正直高い…


法人税・給与・減価償却・内訳書・所得税・事務所管理・電子申告・消費税あたりを全部買う場合のR4の購入価格をざっくり調べたところ約90万(場合によっては相続や申請届出も買う必要があるかもしれない)また、財務もR4の場合であれば財務は33万する。だから初期投資が90~123万



これに対しNTTデータの達人は同様の法人税等を使用する場合約40万。この場合は会計ソフトは弥生(やMF)を使用するつもりである。そして弥生は新規開業の場合購入価格は0のようだ。




ただ、R4は一度購入した後の年間保守料は約26~31万に対し、達人+弥生は、弥生の2年目以降保守料約6万+達人約40万=約46万なので数年使うとR4の方が割安になってくる。
(ただ、達人は毎年使用料を払うタイプのためサンクコストは発生せず、少し使ってみて合わなければ次の年からR4に変える等もできる。)


上記を合計していくと初期投資としては大体90万~130万程度か。そんなにかからないこともない…かな。


これはまだ考え中だが税理士紹介会社も依頼するかもしれないのでもう少しかかるかもしれないな。


これに初期投資以外の交通費やジワジワ購入していく本代、会費等が乗ってくる…か。


貯金でこの程度は賄えるものの、やはりこれだけかかるとなると融資を受けたくなるな。

4月末からの日々

4月末から妻が入院している(妊娠出産ではない)


うちはウミガメ、妻、子(5才)でウミガメが仕事をして妻は専業主婦をしている。


妻の入院に伴い、子供の幼稚園の送り迎えや食事について、ウミガメがどうにかする必要が出てき、GW前は数日有給をもらい子供の送り迎えや食事の準備等を行っていた。(といってもウミガメ一人でどうにかしてたのではなく、義実家も大いに助けてくれた)


ウミガメは普段料理はしないんだけど、4月末からはほぼ毎日作ってる。料理は献立を考えるのはかなり面倒くさいけど、自分が作ったものを食べるのは楽しいし、子供が美味しいと言ってくれると一番嬉しい。


ただ、子供は正直だから美味しくないときは普通に「美味しくないこれ」と言ったりもして凹む(そして実際そこまで美味しくはない)


今はYouTubeとかで比較的簡単に作れる料理動画とかが出てくるので料理に挑戦しやすい環境でよかった。


ウミガメの中でリュウジさんは完全に師匠になっている。

開業に伴い融資を受けるべきなのか

開業税理士になれば、現在のように毎月給与がもらえるわけではなくなる。
顧客開拓が上手くいき軌道に乗れば生活費の心配はしなくてよくなる
(し当然それを目指している)だろうけど顧客0で開業予定なので、
当面の間生活費を賄うための収入どころか
経費分まで生活費に加えてお金が出て行ってしまう…




【1】融資を受けるべきか否か
ただ、とはいえ貯金は全くないということはない。
極論(あくまで極論)1年なりなんなり顧客が全く獲得できなかったとしても
生活はごく普通にしていける。


とは言え、生活費から事業用経費を出していくのは
ちょっと嫌だなとも思うし(気持ち的に)
自分自身が融資を受けることは勉強にもなる面があるだろう。


かと言って必ずしも借りる必要のない融資を受けて
払う必要ない利息を払うのもどうなんだという気持ちもある。
だから融資を受ける必要があるかどうかは微妙なところだと思っている。


先輩士業の声を聞くとどうも
「(必ずしも借りる必要がない場合でも)結果借りててよかった」
という感じのようだ。


だから今はどちらかというと少額借りてみようかなと思っています。




【2】どんな融資を受けるか
一口に融資と言っても、融資制度は種類があるから
どこからどの制度でいくらを利率何%で借りるのかを考える必要がある。


なお、ウミガメは税理士であっても融資の知見はないため
下記は素人なりにR5.4現在の融資制度を
自分のために調べた程度のものでしかありません。
融資を受けられる際は各自で制度をお調べください。


(1)新規開業資金・新創業融資・創業支援貸付利率の併用



無担保・無保証人で利率もそこまで高くない
要件も満たしている(新たに事業を始める者)
事業計画の策定が必要だが、それはどの道やろうとしていたし問題ない。


ただ、これ3つを併用とかできるのかな…
新創業融資と創業支援貸付利率特例制度は選択のようにも思える。
それはまた確認する必要があるな




(2)大阪府市町村連携型融資
開業予定の市が斡旋してくれる融資も検討した。
ただ、これはぱっと見要件を満たしていない。
「市内において原則として6か月以上引き続き同一事業を営んでおり~」と記載があって、これから始める事業者が対象とならないように思える。
これから始める事業者も対象になるかどうか確認する必要があるな。


無担保・無保証人でOK
利率は市町村によって異なるようだけど
ウミガメの開業予定の市では1.6%らしい。
信用保証料について市が10万まで負担してくれるらしい。




(3)大阪府制度融資「開業サポート資金」

これは開業前or開業後1年以内だから要件は満たしている。
金利が1.2%、保証料が0.5%or0.7%だから
合計1.7~1.9%ということになるな。
自己資金が必要みたいだけど別に問題ない。
開業予定場所が地域支援ネットワーク型取扱い地域内かどうかは怪しいな…
開業資金型になることも考えられる。




これら3つあたりのどれかから選ぶ感じだな。
本格的に独立日が近づいてきたら金融機関に赴いて
話を聞き2~300万程度の融資を受けたい。