どうして税理士を目指すことになったか

たまには少し趣向を変えた内容を書いてみようと思います。
試しに今回はウミガメがいつからどうして
税理士を目指すことになったかを書いてみたいと思います。


…といっても全くドラマチックな理由があるわけでもなく
「ふーん」という感じの感想になるかもしれません。


今一通り記載が終わって見返していますが正直我ながら全然面白くはないです…
それでももし見ていただければ幸いです。




【1】最初は公認会計士になろうと考えていた。
高校2年生(3年生だったかな…)の時
大学を目指すにあたってできることなら将来なりたい職業を決めて
それに繋がる・関連する内容を学べる学部に進みたいと考えていました。
(医者になりたい→医学部、弁護士になりたい→法学部 のようなイメージ)


なので、まず将来なる職業を決めようと思い本屋で職業本を見ていたところ
何冊かパラパラと読む中でなんとなくしっくり来たのが公認会計士の本でした。
(これは買いました)


本には「医者、弁護士、会計士は三大資格」みたいに書いていて
単純なウミガメは
「なんかすごそう!医者と弁護士はなんか難しそうだけど会計士は頑張ればなんかなれそう!数学得意だしむいてそう!」
と考えました。(今考えるとちょっとどうかなという考え方ですが当時は若かったので)




【2】会計士から税理士に鞍替えすることにした。
ということで最初の最初は税理士じゃなくて公認会計士になろうと考えていました。
しかし、ある時(確か浪人生のころだったかな)
もう少し会計士のことを調べていると
似通った士業で税理士という職業があることを知りました。
どこかの士業比較サイトか何かだったと思います。


そのサイトには、(もう記憶がおぼろげですが)確かこんな感じで書いてました。
会計士/税理士
エリートサラリーマン/独立
安定して高給/ピンからキリ
繁忙期は繁忙期過ぎて会計士同士で殴り合いが起こることも/労働の季節変動そんなになし
3次試験まであるが、結局2次試験に合格するかどうかの試験/科目合格制の試験
仕事は単調でつまらない/つまらない仕事も面白い仕事も両方ある


実際税理士になった今
労働の季節変動そんなになしはちょっと違うかなとも思いますが…


会計士の方はなってないのでわかりませんが
多分これも繁忙期で殴り合いは違うんじゃないかと考えています。


当時は若かったので(繁忙期とか季節変動の話も含め)
そのサイトに載ってあることをそのまま鵜呑みにし
これならどちらかというと税理士の方が面白そうだと考え
会計士から税理士を目指すことに鞍替えしました。
会計士試験は最高難度とかも書いてたし少しビビったのもあるかもですね。




あの時鞍替えせずずっと会計士を目指して勉強していたら今頃どうしていたんだろう。

独立後の社会保険

現在は事務所が協会けんぽに加入しており
毎月給与から社会保険料が天引きされています。




これが独立後はどうなるか考えています。
現時点ではまだ少し荒い計算かもですが
今後も情報を収集しつつ正確にしていければと思っています。


ちなみに下記はすべてR5.4現在に収集した情報で考えたものです。




【1】健康保険→月額約31,000円
まず健康保険。
健康保険は今の協会けんぽに継続加入しておくこともできるし
国民健康保険に切り替えることもできるようですね。
更に近畿税理士国保に加入も可能みたいです。
だから健保については三択ということになります。




(1)継続加入の場合→40才前まで月額約31,000円、40才以上から月額約36,000円
この場合のポイントは
・退職時の標準報酬月額(ただし30万が限度)に基づいて毎月の保険料が決定
・保険料は原則2年継続
・扶養家族分の保険料はかからない
・本人が全額負担(退職前は職場と折半)
この4つですかね。


ウミガメの場合、標準報酬月額は30万で大阪府の保険料率表によると…
40になるまでは一月30,870円
ただ、次の年が40なのでほどなく介護保険が加わり一月36,330に…


これ保険料原則2年継続ってあるけど
流石に介護保険が加わったらそれは変わるよね?
ここ詳しく調べてないからまた確認が必要なんだけど…
まあ保守的に変わると考えておきます。




(2)国保に切り替えた場合→40才前まで月額約33,000円、40才以上から月額約40,000円
これはウミガメの家族構成、R4の収入所得
住んでいる市町村での保険料率で計算すると…
1月約33,000円(ここは正確な数字でなく約にさせてください)になるようです。


ただ国保の場合は
(1)の継続加入と違って保険料がずっと変わらないとかではなく
R5の収入所得が出たらそれに応じてまた保険料が変更になるみたいですね。


でそのときはこれまた年齢が40になってるから介護分が乗ってくると…
これはR5の数字が出るのは1年近く先だしちょっと予測が難しいですね…
まあ仮にR4と同じ収入水準で考えたら
(R5は途中から給与所得じゃなくなるから無茶な仮定かもですが)
1月当たり約40,000円になるようですね。




(3)近畿税理士国保に切り替えた場合→40才前まで月額約66,000円、40才以上から月額約71,000円
税国は定額で
税理士38,600円(+40以上なら介護保険料5,800円)+家族13,500円×2人
=65,600円or71,400円になるようです。


加入しようとする場合は所定の届け出等が必要ですね。




(4)結論→協会けんぽ継続にしつつ、状況によって国保切替
上記3つを40才前/40才以上の月額保険料で比較すると…
継続 31,000/36,000
国保 33,000/40,000
税国 66,000/71,000
まあ…継続が安パイですかね。


とりあえず継続にしつつ
R5の所得に応じて国保に切り替えも考える…あたりが答えなのかな。




【2】年金→月額約34,000円
年金については健康保険と違って協会けんぽの継続加入とかはないので
国民年金になります。


令和5年4月現在
国民年金の1号被保険者の1月当たり保険料は16,590円×2人=33,180円
こっちはすぐ結論が出ますね。




【3】社会保険→月額約65,000円
【1】と【2】から考えると
独立後しばらくの1月当たりの社会保険料は
健保約31,000円+年金約34,000円=65,000円ということですかね。
独立後毎月これだけ出ていくと考えると中々痛いですね…
もちろん仕方ないし出すべきお金ですが。

再就職手当をもらうかどうか

今の事務所を退職後、すぐに税理士として開業し動いていくか
あるいは動かずに再就職手当をもらうかどうかは
非常に悩ましいところだと考えています。




再就職手当はこれのことです。↓
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/saishuushokuteate.pdf
かなり大雑把に言うと
ある職場を退職後、別のどこかに再就職したら
失業期間に応じて手当をもらえるってことですかね。




調べた限り、税理士の退職→独立開業についても
所定の要件を満たせば再就職手当をもらうことはできるようなのですが


もらうためには受給決定日(ハロワ等へ離職票を提出する等の手続き開始の日)
から7日+1ヵ月の期間開業せずに待ってないとダメなようです。




再就職手当をもらおうとするのであれば今の事務所退職日が7末として
色んなことがすごくスムーズにいった場合でも
9月初旬あたり開業となってしまう…


インボイスの開始時期がR5.10月以降だから
もしかしたらこの何も動けない8月~開業日までの間に
「インボイスについて教えてください」「インボイスの申請お願いします」
みたいな顧客がいた場合でも8月~開業日までの間は何もできないから
ビジネスチャンスを逃してしまうようにも思えます…




とは言え、現状何の顧客の見込みもない中
数十万の再就職手当は魅力的なようにも思える。




今のところ、再就職手当なんて
これから得ていく収入に比べたら大金というわけではないし
それよりは1日でも精力的に活動した方がメリットがあると考えて
もらわない方向で考えています。




とはいえ…う~ん…